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陶工 永江俊昭氏 遊食屋の酒と料理を彩るこだわりの陶器たち。 陶工 永江俊昭氏
味のある器づくり〜永江俊昭氏インタビュー〜
遊食屋陶づくり Q.インタビュアー
いつごろから遊食屋さんの器づくりをされているのですか?

A.永江氏
遊食屋の一号店(現 遊屋)のオープン当初からですね。
元々、私の知人が和田君(遊食屋社長)と知り合いでね。彼が店をするというので、私の個展に来てもらって色々と話をしたんです。その折に、”いきなり意気投合”って感じです。器に対する和田君の思いと発想の面白さに作り手としても燃えましたね。

Q.インタビュアー
遊食屋の器づくりで、心掛けていることはありますか?

A.永江氏
とにかく、一流の茶人が見ても”ええやんか!”って思える器づくりをしています。私の場合、陶工の世界に入ったきっかけが、”茶の道”からですので、器づくりにおいても、やはり茶の心を忘れないようにしています。それと、私はいつまでも陶工でいたいと思っています。陶工とは、陶をつくる職人であって、芸術家ではないんです。日本古来の陶の”美しさ”や”あたたかさ”を伝えていける職人でいたいと考えています。

遊食屋陶づくり
遊食屋陶づくり Q.インタビュアー
今日お邪魔した工房も、とっても”いい雰囲気”ですね。

A.永江氏
『茶』を意識した作りにはしています。
お茶を点てたり、仲間たちが集まったり、皆が安らげて楽しめる場所ならいいと思っています。


Q.インタビュアー
茶室の中に古い書や陶器が飾られていますね。

A.永江氏
古いものが好きでね。古いものには”力”があるんです。これを真似して造ろうと思っても造れるものじゃない。その時にしか造れない・・・という時代背景などもあるんでしょうね。当時は電車もテレビも携帯もない情報の少ない世の中で、”ただそれだけに集中した造り手の”力”と、それが400年も500年もたった今に存在する、時間の経過の”迫力”があるんです。

Q.インタビュアー
器づくりにおける土へのこだわりについてお聞かせください。

A.永江氏
土は、信楽、唐津、美濃、有田磁器土などを混ぜ合わせながら使っています。ひとつの土だと、どうしても表現出来ない焼き上がりの”土味(つちあじ)”があって、自分のこだわりの一部です。表現したい”土味”を出す為に何度も混ぜ合わせを繰り返しながら造りあげていくんですよ。


Q.インタビュアー
三線(サンシン:沖縄三味線)がありますが、聞かせて頂けますか?

永江氏がこよなく愛する琉球民謡を聞きながら、丹波の山中のゆっくりとした時間が過ぎていきました。

永江俊昭(Nagae Toshiaki)
工房:兵庫県氷上群山南町谷川字二須賀峯
電話:0795-70-5200 若しくは078-734-3670


遊食屋陶づくり 永江俊昭氏の書
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